自宅や身近なところに遺骨を保管して供養する手元供養が今とても注目されています。

比較的新しい供養の形である手元供養は様々な形があり種類も豊富です。今回は手元供養の種類や価格、特徴をご紹介していきます。

仏壇タイプ

仏壇はご本尊やご先祖の位牌をお祀りし供養するための台のことを指します。漆塗りまたは金箔が貼られている箱型のものが馴染みがありますね。

仏壇タイプの手元供養品は、ご本尊や位牌の代わりに遺骨を収めたものになります。宗教色を薄めて信仰よりも故人を偲ぶことに重点が置かれています。

仏壇タイプの価格帯(値段)

手元供養の仏壇タイプの価格帯(値段)は

5万円〜30万円程度です。

仏壇タイプの特徴

今の住宅事情(洋間や集合住宅)にもマッチするようなシンプルモダンデザイン、また小型なものが多いようです。

箱型、ステージタイプなど幅広いバリエーションがあり、インテリアやご自身の好みに応じて幅広く選択できるのが特徴です。

骨壷タイプ

骨壷は本来は、お墓や納骨堂などの収蔵スペースにしまっておくものでした。

遺骨の一部を小さい骨壷に分骨して手元に置いておくようになったものが骨壷タイプの手元供養品です。

骨壷タイプの価格帯(値段)

骨壷タイプの手元供養品の価格帯(値段)は

数千円〜数万円程度です。

骨壷タイプの特徴

骨壷タイプの手元供養品は骨壷そのものを魅せるものが多いですね。

形状は可愛らしいものからデザイン性の高いものまで、色はカラフルだったり装飾は豪華なものからシンプルなものまであるので好みにあったものが見つかると思います。

素材:陶器製、漆器製、金属(真鍮、銅、チタンなど)製、木製、ガラス製 など

アクセサリータイプ

ネックレスやブレスレッド、指輪などのアクセサリーの中に遺骨を収める手元供養品です。

アクセサリータイプの価格帯(値段)

アクセサリータイプの価格帯(値段)は

数万円〜数十万円程度です。

一般的なアクセサリーと同様にシルバーや純金、プラチナ、チタンなど素材の違いによって価格帯も異なります。

アクセサリータイプの特徴

アクセサリータイプの手元供養品は、身に着けることができるのが1番の特徴です。

紛失する恐れがあるので肌身離さず持っておく場合は、別にご遺骨を分けて持っておいた方が安心できるかもしれませんね。

お墓タイプ

お墓タイプの手元供養品は小さなお墓を自宅に置くものです。

お墓タイプの価格帯(値段)

お墓タイプの手元供養品は

数万円〜二十数万円程度です。

墓石は小さく、墓地を用意する必要もないのでお墓を建てるよりも安価に購入できます。

お墓タイプの特徴

お墓を自宅に置くので草刈りや掃除の手間がありません。手で運べるものが多く、置き場所を変えるだけで済むのでお墓の継承も楽に行えます

自宅に置く"小さなお墓"

手元供養のひとつの形

どんな室内でも馴染む卓上墓について

手元供養の比較表

最後に手元供養の種類をまとめてみました。こうやって一覧にしてみるとお墓を建てるより価格帯が低いのが分かりますね。

今後、手元供養を検討する場合はこちらの表を参考にしてみてください。

投稿者プロフィール

KIRINDOU2
KIRINDOU2
最新の投稿

Follow me!