手元供養は遺骨をアクセサリーとして身に付けたり、自宅で保管して故人を偲びます。
これまでになかった新しいタイプの供養方法なので色々とネガティブなイメージを持つ方もいるようです。
手元供養は成仏できない?縁起が悪い?
手元供養は故人を思う気持ちを中心に考えるので宗教に縛られない供養方法だと言われています。
そのため手元供養をすると宗教上の理由から「成仏できない」「縁起が悪い」というネガティブなイメージを持つ方がいるようです。
手元供養しても宗教的に問題ない
手元供養は宗教的に問題ありません。
仏教ではお釈迦様の遺骨は世界各地の仏舎利塔に分骨されています。キリスト教でも聖人の遺骨を聖遺骨として保管しています。
仏教では四十九日の節目で仏様なると考えられています。浄土真宗に至っては亡くなった直後すぐにお浄土で仏様となる「往生即成仏」が説かれています。
以上のことからも遺骨を自宅に保管したり身につける方法で供養しても何か宗教的に問題が出るとは考えられません。
手元供養は自由な供養方法
手元供養を一言で表すと「自由」です。
どのような形でも自分達に合った方法を自由に選択できるのが大きな魅力です。
仏事・法要を営むこともできる
無宗教、宗教に従った形どちらでも「自由」に選択できます。
宗教のやり方に従う場合は、ご本尊や位牌をお祀りしたり、お墓タイプのものだと南無阿弥陀仏など名号や故人の戒名を刻んで対応します。
仏壇やお墓と同様に法要などの仏事を営むことも可能です。
まとめ
手元供養は
- 自由な供養方法
- 宗教的にも問題ない
- 無宗教、宗教に従う形式どちらでも対応できる
形式にこだわらず、故人を思う気持ちを大切にしてご自身にあった方法をお選びいただけたらと思います。